今回のスラムダンク考察のテーマはこちら。
スラムダンクの原作では、湘北は山王に奇跡的な勝利を収めた後の、続く3回戦で愛知代表の愛和学院との試合を考察してみます。
なぜ湘北は愛和学院にボロ負けしたのか?
主人公の高校である湘北は、1回戦で豊玉を91ー87で敗り
続く2回戦も、王者山王工業を奇跡のジャイアントキリング79-78で勝利をおさめ3回戦に進出しました。
しかし原作では、次の愛和学院戦は描かれる事なく、嘘のようなボロ負けしたとなっています。
ではいったいなぜ山王を倒した後に、愛和学院に大敗したのか…
まず一番大きいのは、コンディションとモチベーションの違い。
やはり湘北は、2回戦での王者山王との試合ほどのモチベーションでは、戦えないはずです。
これは湘北も、何とかモチベーションを保とうとしても流石に厳しいでしょう。
燃え尽き症候群に近いものもあるのかも知れません。
そしてコンディションにおいても桜木花道が欠場。
流川、三井寿の連戦でのスタミナ切れによる不調。
それに伴い、PG宮城リョータの焦りなどから、歯車がかみ合わない事が予想されます。
一方、愛和学院は王者山王が出てくると思っていたので、この3回戦にモチベーションもコンディションも最高の状態にあわせてくるはずです。
そして結果湘北が山王を倒して勝ち上がってきましたが、愛和のモチベーションは変わらないでしょう。
そしてお互いの情報量でも、これまでの1・2回戦と違い差がでます。
山王戦であれだけ目立つと、これまでの様には行かないはずです。
湘北の流川と三井寿に関しては間違いなくハードマークにあう事でしょう。
嚙み合っている時は出ない疲れも、一つ歯車が狂い出すと一気に疲れは襲ってきます。
さらに、ここで湘北のウィークポイントが浮き彫りになるのが、スタメンとベンチの実力の差がありすぎる所でしょう。
桜木花道が欠場しているため、木暮君もスタメンで出ているはずです。
疲れた流川や三井寿と交代できる控え選手は、安田や角田、潮崎という事になり、さすがに彼等では全国ベスト4の愛和学院にズタボロにされるのではないでしょうか・・・
最悪こんなオーダーになります。
PG 宮城
SG 安田
SF 木暮
PF 角田
C 赤木
これはさすがに厳しい・・・・
さすがの安西先生もこういうかもしれません。
というような感じで、やはり3回戦の愛和学院戦の大敗は必然ではないかなと思います。
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