今回のスラムダンク考察は
「赤木家」についての考察になります。
「赤木家」というのは、ご存知ゴリこと赤木剛憲と
その妹・赤木晴子の兄と妹のこの兄妹です。
両親もチラッとだけ登場しますが
名前は公表されていません。
アニメのワンシーンや原作にも、わずかに映り込んでますが
ごくごく普通の両親のようにみえます。
兄・ゴリと妹・晴子の比較
では今回この赤木家の何を考察していくのかというと
男性でも190の後半、197cmmなんてめったにいる身長ではないです。
また晴子ちゃんの152cmというのは女の子にしても小柄な方です。
そしてこの2人の見た目について
桜木花道も言っていましたが
「こんなに似てない兄妹がいていいものか?」
とコメントしてました。
という事で言いにくい事を口にしますが
この兄妹、本当に血はつながっているのでしょうか・・?
そして外見が似てないだけで疑問をもっているわけではありません。
実はこの兄妹、高校は同じ公立高校の湘北高校ですが
中学時代はなぜか違う中学に通っています。
ただし小学校は、柔道部の青田君とのからみからも
どうやら同じ小学校に通っているようで、何やら赤木家には家庭の事情がありそうです。
ふたりの出身中学問題
まず出身中学ですが
兄・赤木剛憲が北村中で
妹・晴子が四中出身という事が明らかになっています。
赤木兄妹は自宅から湘北に通っているため
中学時代に兄弟で違う学校というのは、学校か家庭のどちらかで事情があったと考えられます。
どちらかの中学が私立説
ここでまず考えられるのは
ゴリの北村中か晴子の四中のどちらかの中学が
私立の中学校のという可能性ですが
晴子の四中というのは、略し方的にもにも公立の中学校の可能性が高いでしょう。
しかしゴリの北村中も
公立中学の可能性が高いと思います。
それは私立の中学であれば、よっぽどの理由がない限り
エスカレーター式で高校、大学と進学でつながっていますし
公立の湘北高校に進学する理由がありません。
それに木暮君も北村中出身ですし
2人そろって私立のエスカレーターを蹴とばすのは
ちょっと考えにくいと思います。
赤木家が学区をまたいでいる説
他の理由としては
ちょうど2つの中学の学区の中間であった場合など
手続きにより進学する中学校を変更できるようですが
ゴリと晴子は非常に仲が良いため、わざわざ兄と違う中学を選択するとは思えません。
引っ越し、及び自宅新築説
あと考えられるのは
ゴリが中3で晴子が中1のタイミングで両親が家を新築したなどの、引っ越しの可能性でしょうか。
この場合北村中の学区から四中の学区に引っ越しても
すでに3年生のゴリは通学可能な場合、そのまま北村中で卒業まで通ってもよいらしいです。
しかしこの説では卒業高校こそ別になり、説明はつきますがさすがに無理やりな気がします。
違いすぎる兄妹のまとめ
では改めて、この赤木家の判明している事を
再度まとめてみましょう。
以上が判明している情報になります。
そしてこれらの情報をもとに
一つの仮説をたててみました。
あくまで情報をつなぎあわせた仮説の物語になりますので
あらかじめご了承くださいませ。
【仮説】赤木家問題の真相‼
時は原作よりさかのぼる事
18年前…
国籍を越え愛し合った男女がいました。
男の名はアメリカ国籍で「マイケル」仮名
女性の名は日本人で「夏子」仮名
といいました。
自由奔放なマイケルと誠実な夏子は、お互い惹かれあい夫婦という関係になり
そして程なく二人は子供をさずかります。
そうこの子供の名前は「剛憲」
のちにゴリとよばれる男です。
しかし「剛憲」がまだ2歳のときに、父親のマイケルは外に女性をつくり離婚を告げ、家を出て行ってしまいます。
それから夏子は母子家庭として
数年間「剛憲」を育てていきますが
「剛憲」が小学生に上がる頃に再婚することにします。
そして
この相手の男性「秋男」の連れ子が
「剛憲」の妹になる「晴子」でした。
「剛憲」は実の妹のように「晴子」を可愛がり
そして義理の父「秋男」のことも慕いました。
秋男・夏子・剛憲・晴子
とても円満な4人の家族がうまれました。
しかし平穏で幸せな家族生活が続いていたある日
あの男が急に「夏子」の前に現れます。
「剛憲」の実の父「マイケル」です。
突然もどってきたマイケルは、長男の剛憲を引き取って育てたい!という事を言い出しました。
実は「マイケル」は学生時代、プロをも期待されていた程の
バスケットプレイヤーだったのですが
当時の素行の悪さから、プロになる夢はかないませんでした。
そこでマイケルは「剛憲」の素質を聞きつけ
何としても自分の手で育てたいと言い出したのです。
夏子はもちろん断りましたが
マイケルの強引さと一方的な言い分「ハイスクール」はアメリカに連れて行きたいと
まったく引こうとしません。
しかし夏子は「剛憲」が昔から顔も憶えていない実の父親に
ずっと憧れを抱いている事も知っていました。
夏子は「剛憲」の将来を考え真剣に悩み…
ついに苦渋の決断をします。
条件付きで「剛憲」をマイケルのもとへ行かせると…
その条件とは
中学の間は「剛憲」にいつでも会える近くの街に住むことでした。
こうして「剛憲」が中学に上がるタイミングで隣町の
北村町でマイケルと「剛憲」
そしてマイケルの再婚相手「冬子」との生活がはじまりました。
ただやはりこれまで自分勝手に生きてきたマイケルに
父親が務まるわけもなく
わずか2年半で家庭は崩壊…
マイケルはまたしても家庭を捨てて
自分だけ祖国アメリカに帰国してしまいました。
それから「剛憲」は夏子・晴子・秋男のもとへもどり高校受験に備える事にします。
「剛憲」は成績優秀でバスケの強豪校へ行ってみたいという気持ちもありましたが
この中学3年生の大事な時期にマイケルとの、お家騒動の影響もあり
進学は近くの公立高校へと決める事にしました。
そして無事「剛憲」が湘北高校に入学して2年後…
妹の「晴子」が同じく湘北に入学してきます。
このストーリーは完全なる妄想になりますが
晴子の兄に対するブラコン気味な所も
3年間離れて暮らしていたことと考えると少し納得できます。
そして成績優秀なゴリが海南でも陵南でもなく
何の変哲もない公立高校に入学していたのは
もしかしたら実の父マイケルのせいだったのかも知れません…
という事で今回は
「赤木家の謎」を僕なりに考察してみました。
このサイトではスラムダンクに関する
様々な事を考察、そして妄想しているサイトです。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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