今回は「仮想対決」として原作では対戦していない、翔陽と陵南が試合したら、どういう試合になるのか?どちらが勝つのか?考察してみようと思います。
ちなみに、昨年の実績は翔陽が神奈川2位でインターハイへ出場しており、陵南は神奈川でベスト4という事から、昨年の神奈川の決勝リーグでは対戦していると思われます。
しかし、その対戦スコアに関しては明らかになっていません。
両チームのスターティングメンバー
まずは、お互いのスターティングメンバーを考えてみようと思います。
翔陽高校
PG 藤真
F 長谷川(SG伊藤)
F 永野
CF 高野
C 花形
翔陽は相手が格下である場合、藤真は監督としてベンチスタートする設定になっていますが、相手が昨年のベスト4で今年さらに伸びているであろう陵南の場合、藤真はスタメンで試合に望むのではないかと思います。
そして2番の位置に、(SG伊藤)と入れていますが、原作でスリーポイントを決めている描写もある事から、ロングレンジのシュートを持つ伊藤も状況に応じて使っていくのではと予想。
この伊藤くん見た目は地味ですが、唯一の2年生であり藤真のいないコートでは、ゲームメイクを任せられていたり、かなり信頼度の高いプレイヤーだったのではと思います。
陵南高校
PG 植草
F 池上(SG越野)
F 仙道
PF 福田
C 魚住
基本的に陵南のスタメンでは、越野君が2番にSGとして入っていますが、あえて「ディフェンスに定評のある池上」を藤真にぶつける為に、越野ではなく池上を使ってくるのではないかと考えてみました。
そして仙道のポジションですが、仙道は海南戦ではPGをやっており、ゲームメイクの才能に加え、適正もあります。
今回相手が翔陽という事で、翔陽の高さに対抗するには、190cmの仙道はフロントラインに必要だと思いますので、この対戦の場合はフォワード起用でくると思われます。
SF 仙道 190cm
PF 福田 188cm
C 魚住 202cm
これでインサイドでの高さでは互角に戦えます。
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試合展開
そして気になる試合展開ですが、お互いゾーンディフェンスを敷いてくると思います。
但し陵南に関しては、普段主にマンツーマンディフェンスをもちいてる事と、相手に藤真がいる事から、藤真に一人マークをつけて残りをゾーンで守る、ボックスワンで来るのではないでしょうか。
そうすることにより、翔陽の高さにも対抗しやすくなり、スコア的には点の取り合いではなく、ロースコアな試合が予想されます。
そしてこの試合のキーポイントというは、次の3か所ではないでしょうか。
藤真VS池上
基本的に陵南は藤真のディフェンスには、池上をつけてくると予想してみましたが、その場合実際どこまで通用するのか?というのがまずポイントになるでしょう。
はっきり言ってスラムダンクのキャラクターの役者レベルでは、池上は大きく不利ですが、ことディフェンス能力に関しては、田岡監督いわくチーム1らしく「定評がある」とも言われています。
この試合、池上の善戦次第では、陵南のペースになる可能性も十分にあり得ます。
花形VS魚住
そして何といっても、翔陽の「柔のセンター花形」に対する陵南の「剛のセンター魚住」
このセンター対決は、間違いなく試合のカギを握る事になるでしょう。
どちらも神奈川を代表するセンターですが、やはり魚住に関しては爆弾とも言える欠点があります。
魚住は海南戦、そして湘北戦でも不安定であったように、自らのファールトラブルで退場してしまう可能性がある事です。
もちろん翔陽もそこも突いてくる事は予想できますが、しかし魚住君は爆弾の部分もあると同時に、陵南の難攻不落のポイントでもある事も確かです。
なので翔陽が序盤から、魚住君のファールアウトに固執しすぎると、逆に後手にまわる可能性もあるでしょう。
また魚住くんも、ライバル赤木(湘北)との対戦や王者海南大附属との対戦の時ほど、たかぶる事無く、この翔陽戦は多少冷静に戦えるのかもしれません。
藤真VS仙道
そして最後の局面は、やはりエース2人の力量対決になるかも知れません。
監督不在の翔陽をまとめる絶対的支配力の藤真か、2年生ながら最強キャラクターのひとり天才仙道か。
実は事前にYouTube内でこんなアンケートをとってみました。
内容は「翔陽の藤真と陵南の仙道どちらが上だと思いますか?」というシンプルなアンケートです。
その結果なんと、票数的には9対1で仙道君に票が集まりました。
数字だけ見ると想像していたよりも、かなり偏った結果になりましたが、よせられたコメントの多くは、こんな感じでした。
- 凄い僅差だが、高さの分だけ仙道有利。
- 原作で藤真>牧=仙道という公式だと思うから。
- 藤真は湘北戦で最後の2点が取れなかった所が勝負弱い印象。
実力的には、ほぼ互角な戦いになりそうですが、フィジカルの面で仙道が有利という声が多いのと、局面で点を取りそうなのは仙道という声が多かったですね。
試合結果
という事で私なりの考察では、魚住君は退場せず試合に踏みとどまれたと考え、終盤までロースコアな試合はもつれにもつれ、最後の2点をエース対決で仙道が制し。
58-60で
陵南が辛勝すると予想してみました。
但し翔陽は陵南と違って、外からのスリーポイントを狙える選手がいます。
これによって、陵南のディフェンスを広げられるようなら、また違う結果になるのかもしれません。
あくまで勝手な考察になりますので、ご容赦下さいませ。
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