万引き家族(邦画 / 2018)の動画視聴 | U-NEXT 31日間無料トライアル (unext.jp)
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「万引き家族」物語の簡単な「あらすじ」
東京の下町。
高層マンションの谷間に取り残されたように建つ古い平屋に、初枝(樹木希林)、治(リリー・フランキー)と信代(安藤サクラ)の夫婦、息子の祥太(城桧吏)、信代の妹の亜紀(松岡茉優)が暮らしていた。
彼らは生活費を、年金、日雇い、風俗店などで稼ぎ、足らない部分を万引きでおぎなうという、社会の底辺を思わせるような貧困な一家だったが、いつも笑いが絶えない日々を送っている。
ある冬の日、近所の団地の廊下で震えていた幼い女の子(佐々木みゆ)を見かねた治が家に連れ帰り、信代が娘として育てることに。
そして、ある事件をきっかけに仲の良かった家族はバラバラになっていき、それぞれが抱える秘密や願いが明らかになっていく。
「万引き家族」個人的な感想(ネタバレなし)
この映画ではまず誰もが、家族の輪郭とはなんだろうと考えさせられると思う。
それともう一つ「善と悪」についても考えさせられる事になるだろう。
社会的には、この映画で描かれていた「万引き家族」たちは、最低最悪の集団ということになるだろう。
ネタバレになるので、彼らがどんな背景を持っているのかここでは触れないが、「万引き家族」たちは、社会的に許されない様々な罪を背負いながら生きている。
しかし彼らが犯している「法律にふれる行為」のほとんどは、「誰かを守るため」あるいは「必死で生きるため」の決断ということが丁寧に描かれていく。
もちろん、だからと言って彼らの行為が許されるべきだ、などと言いたいのではない。
しかし、彼らの犯罪行為は、ある面から見れば誰かを救っている。
彼らの日常を見ていると、何が「悪」なのか分からなくなってくる。
社会では当然、法律が「悪」と定めたことが「悪」である。
しかしそれは多数派が「善」で少数派の貧困は「悪」にされやすい。
社会的弱者であればあるほど、そういう状況に直面することにもなるだろう。
そういう、僕らが普段見ずに済んでいる現実を、この映画は浮き彫りにしていく。
世の中に結論があるとは限らない。
世界は不平等で、世界はわかりやすくない。
しかし改めて物事を見直すために
是非一度みてほしい、そう感じた映画。
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