今回の「仮想対決」は、「王者山王工業VS豊玉高校」を考えてみようと思います!
しかし山王と豊玉では、実力が違いすぎると思うかもしれません…
ですが原作内の雑誌での評価は山王がAAランク、豊玉がAランクと前評判では、豊玉も王者山王の打倒圏内だと言っていいでしょう。
そして組み合わせ的にも、豊玉の初戦は無名の初出場校(湘北)Cランクだった事を考えると、順当にいけば山王も初戦は豊玉との試合を想定していたはずです。
という事は、山王工業は対豊玉対策もやってきてるのではないでしょうか。
スターティングメンバー
もし豊玉が下馬評通り、湘北に勝利し山王VS豊玉が行われていた場合の、スターティングメンバーから考えて行こうと思います。
山王工業
PG 深津
SG 松本
SF 沢北
PF 野辺
C 河田兄
まずは山王工業ですが、対湘北戦のときと違いSGは、豊玉のランニングバスケにあわせて得点力にある「松本」でくると予想。
通常のスタメンもおそらくSGは松本と思われます。
あと気になるのは、豊玉の南が「エースキラー」異名を持つプレイヤーという事は、当然データにあり警戒もしてくるでしょう。
それでも相手はAクラス評価の強豪校ですので、堂本監督ならスタメンにはエース沢北を起用し、「相手のエース南」にぶつけてくるでしょう。
豊玉高校
PG 板倉
SG 矢嶋
SF 南
PF 岸本
C 岩田
そして豊玉ですが、ベンチの選手は彦一の友人1年生の「テルオ」しか判明していませんが、おそらく豊玉はこのメンバーがベストラインナップだったのではないでしょうか。
強力な切り札がいれば、湘北戦でも出場していたと思われます。
マッチアップ
この試合チーム力を抜きにしても、ポジションで差がでるポイントが2か所あると思います。
まずはポイントガード
深津VS板倉
山王の深津はキャプテンでもあり、プレイスキルも作中トップクラスのプレイヤーと言えます。
ただ実力だけで言えば、深津には及ばないにしても、豊玉の板倉も2年生ながら相当のプレイヤーです。
しかしこの二人は、相性的に圧倒的に深津に分があると思います。
というのも深津は、派手なプレイで評価をうけているのではなく、隙のないプレイスタイルが特徴の選手です。
しかしあえて苦手なタイプというのが、小柄でスピードタイプの選手(湘北のような宮城タイプ)という事でした。
これに対して豊玉の板倉は、体も大きく湘北の宮城とは真反対のプレイヤーのイメージです。
さらに豊玉の板倉君といえば、プレイもさることながら、相手を煽るトラッシュトークが非常に印象的です。
あのトラッシュトークは彼の一つの武器と言えるかも知れません、しかしそういうメンタル攻撃に一番強いタイプが、まさに山王の深津です。
たぶん全キャラクターの中で、トラッシュトークが一番通用しない男が深津かも知れません。
これらの事から、このポイントガードでのマッチアップは、圧倒的に山王に分があると予想されます。
河田兄VS岩田
そして最も差がつくマッチアップがここでしょう。
山王のセンターは、何と言ってもスラムダンク全キャラクターの中でも、最強の呼び声高い「河田雅史」です。
それに対する豊玉のセンターは「岩田」です。
状況によっては岩田ではなく、岸本がマッチアップする場面もあるかも知れませんが、とりあえずセンターのスタメン予想であげた「河田兄VS岩田」で考えてみようと思います。
この豊玉の岩田は湘北戦で赤木相手に、まったく太刀打ちできていませんでした。
そして逆に赤木は、山王の河田とのマッチアップでは、大人と子供の差があるかの様でした。
このことから、相性云々ではなく実力的に
こんな感じでしょう。
周りのサポートが無ければインサイドは完全に、山王に支配されることになると予想されます。
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試合展開
試合に関しては、前後半で考えてみようと思います。
前半
試合序盤から豊玉は、トップギア勝負にくると予想。
金平監督(豊玉)の助言むなしく、得意の「ラン&ガンオフェンス」で攻めのバスケ挑んでくるでしょう。
そして攻めの中心は、やはり大阪得点ランキング上位3人の南、岸本、板倉でしょう。
しかしマッチアップ的に板倉は深津がついている為、かなり厳しいはず、南も同様に沢北がつくとなれば、1on1で絶対的な力を持つ沢北をかわす事は難しいでしょう。
となると頼みの綱は、岸本という事になります。
山王のPF野辺は、オフェンス能力こそ微妙なものの、身長も198cmと高く、ディフェンス能力においては相当のレベルと思われます。
しかもインサイドから攻めるという事は、河田雅史のディフェンスエリアで戦う事になります。
岸本も「大阪の得点ランキング2位」という、かなりの強キャラではありますが、正直「野辺と河田」のいるインサイドを突き破ることはできず、はねかえされる結果になるでしょう。
一方、山王の攻撃はインサイドを主体に、河田、松本、沢北で攻めてきた場合、ディフェンス力が今一つの豊玉では止める術がないように思われます。
この試合、前半が終わる頃には、勝負が決するくらいの大差がついているのではないかと思います。
後半
そして堂本監督も、後半開始には沢北を温存させる事でしょう。
あとこの試合でこそ、河田弟こと河田美紀男に自信をつけさせるべく、途中から出場させる余裕があるのではないでしょうか。
試合終盤には、山王は主にベンチメンバーでの戦いになる事でしょう。
試合結果とまとめ
最終的なスコア予想としては「110対50」くらいでしょうか。
これでも山王は、後半ほとんどベンチメンバーで試合した結果の数字です。
理由としては、豊玉も前半は勢いがあるものの、一旦止められると監督との信頼関係が悪い豊玉は、試合を立ち直すことが不可能でしょう。
という事で、この試合はダブルスコア以上の点差が、うまれてくるのではとないかと予想します。
まぁ勝敗はわかりきっていたことかも知れませんが、改めて一つ一つ見ていくと、「AAランク対Aランクの試合」とは思えない程、豊玉に勝機は無さそうです。
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